相続登記の義務化がスタートしたのは去年の4月1日です。

早いもので、義務化から1年と半年以上が過ぎました。

その間、大変多くの皆様から、「何代も放っておいた相続登記申請をしたいのだけれど・・・」

「相続登記をしたいのだけれど、疎遠な相続人がいて、どうやって進めたらよいか迷っている…」といったご相談を受けて、解決のお手伝いをしてきました。

このように、大変な事態になったのは、これまでは相続登記は義務ではなかったため、相続登記、つまり、法務局に申請して名義変更をしないまま、時が流れたことが大きな原因の一つです。

名義を変えていなくても、ほとんどのケースで、住んでいる方が「相続人代表」となり、固定資産税はそのまま支払われています。

自分の家や土地の名義が一体どうなっているのか、一度きちんと確認されて、もしも何代も相続登記がされていないようでしたら、できるだけ早めにきちんと名義を変更しておかれることをお勧めいたします。

次の代になると、また関係する相続人が増えて、どんどん手続きが難しく、時間も費用もかかってきます。

年末にご家族が集まる時は、家族会議のチャンスです。

ご家族、ご親戚同士で、こういった不動産登記の情報を共有して、皆さんでお話合いをされる良い機会です。

ご不明な点があれが、ぜひ、その前にお気軽にお問合せください。(ご相談は事前予約が必要です。)

11月の後半には、事務所土間の薪ストーブに火入れをする予定です。

暖かい土間の炎の前で、みなさまのご訪問をお待ちしております。