「地面師たち」というドラマが最近かなり話題となりましたね。

オンラインでかなりのことが出来る世の中だからこそ「本人確認」はとても大事です。

司法書士も当然ながら、業務を受託する際には必ず、本人確認をいたします。

司法書士の本人確認とは・・・

まずはその1「人の確認」  

  依頼者及びその代理人等がご本人であることを確認いたします。その際に、運転免許証やマイナンバーカードなどの確認をさせていただき、許可を得て写しをいただきます。

次にその2「物の確認」  

  依頼内容の対象を確認します。

最後にその3「意思の確認」  

  依頼の意思がご本人様ご自身の意思に間違いないことを確認します。

以上が「ヒト・モノ・イシ」の確認という、大事な3つの確認です。

さて今回、所有権保存登記のご依頼を頂きました。紹介者の方に、まず依頼者名を伺いましたら、法人様とのこと。

会社名は「株式会社Yamanoie」(ヤマノイエ)さま。  

【注:会社名をローマ字で登記することは可能です。ただし、登記上は全角表記となります。】

会社の本店事務所の表題登記までは済んでいるので、保存登記をお願いしたい、というご依頼でした。

本店の所在地は、会社名の通り、米子の最高峰、大山のエリアでした。

さて、この場合ですが、上の3つを確認するためには、直接会ってお話しするのが基本です。(遠方の場合等でやむを得ない場合は、別の方法がありますが)

そもそも、完全に新規の依頼者さまでしたので、さっそくお電話で、登記に必要な書類をご用意して、私が現地に伺わせていただく運びとなりました。

ですが、株式会社Yamanoieさまは、地図で確認したところ、かなり山を登ったところにあるようです。

さて、詳細な場所はどこだろう・・・と悩んでいたら、何とメールで地図と解説を送っていただくというお心遣い。

にもかかわらず、道に迷うこと2回 (^^;   

やっとのことでたどり着き、目に飛び込んできた建物がこちらです!

(お写真ご提供の上、掲載許可いただきました。ありがとうございました。)

   ↑  こちらの上の画像が道から見たときの正面です。

      はて、どちらが入口だろう?と、正面向かって左側に歩いていくと・・・

               何と、全くカタチの違う、素敵空間が緑の中に忽然と現れました!!

                          ↓

息を飲むような、とはまさにこのこと。

コンクリートの壁と、屋根の色合いが緑に自然に溶け込んで、うっとりする美しさでした。

階段を登っていくと、木製サッシのガラス戸があり、そこが入口のようでした。(チャイムは見当たらず・・・)

中には依頼者さまがおられて、お出迎えしてくださいました。

そして、中から外を見やったときの画像がこちらです。

           ↓

全てが計算しつくされた造形の美しさ。そして、家の中にいるのに、なぜか山の中にいるような錯覚を覚える、という不思議空間。

でも、とても居心地の良い空間で、登記関係書類のご説明をさせていただき、ご本人確認と、意思確認、そしてモノの確認(これが一番長かったかもしれません。)も無事終了。

初回のご訪問は終了となりました。

(ちなみにこの後すぐに保存登記申請し、翌日には登記完了。初回のご訪問から8日後には登記識別情報をお届けすることができました。二回目は、迷わず行けました!)

以上、(おうち探訪、ではなく、)司法書士の本人確認に関する記事でした!